Donate Coffee Blog

コーヒーについての面倒くさいブログです。

お知らせ:ブログ移行について

いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。 このたび、より幅広い表現や機能を活用し、皆さまにとってさらに魅力的なコンテンツをお届けするため、noteに活動の場を移すことにいたしました。これまで以上に深い内容やインタラクティブな体験をお届…

もっと詳しく。Drip Bagのおすすめの淹れ方。

Drip Bagの詳しい淹れ方 新しくDrip Bagの販売を開始しました!商品の裏面や商品ページに簡単な淹れ方を記載していますが、より詳しい手順をこちらで解説します。 ① 外袋開封前に軽く叩く 内包されているフィルターが上部に寄っている場合、開封時にフィルタ…

粉体としてコーヒー粉についてもうちょっと考える

粉体って何 コーヒー粉の粒子径なんて大体100~2000µmですよね。 実際に用いたい範囲とするなら200~1600µmくらいでしょうか? 粉体と粒体の違いは付着力の大きさらしいです。 砂も石も組成は同じですが、手について自然に離れない砂は付着力の影響が大きいと…

スペシャルティコーヒーはなぜ「標高」が大事なの?

お久しぶりです。 前々回は、スペシャルティコーヒーに於いて光合成がなぜ大事なのか? donatecoffee.hatenablog.com 前回は光合成はどうしたら増えるのか? donatecoffee.hatenablog.com とまぁ簡単に書いていたわけです。 「しかし光合成が多ければ多い程…

Tasting Set Vol.1『ぽいブラジル、ぽくないブラジル』

送料無料セットを作ろうと思いましたが、適当に組み合わせてもおもしろくないので何かテーマを持たせようとおもいました。 飲み比べて面白い物をセットにすればまぁ良いのではないかと思いまして。飲んで感じたことをグダグダ書いております。 ということで…

コーヒーベルトは結構大事!光合成量が増える環境とは?

noteにて文書の訂正を行いました。 是非noteにてご覧ください! コーヒーの光合成量が増える環境とは【コーヒーベルトと気温】|Donate Coffee 前回は、コーヒーの風味の形成に光合成がすごーく大事なんだ!ってことを書きました。 スペシャルティコーヒーは…

スペシャルティコーヒーは何がスペシャルなのか?光合成と炭素固定

note移行に伴い新たな内容も追記も行いました。是非noteにてご覧ください。 note.com スペシャルティコーヒーという言葉は、業界の人のみならず一般の方も聞いたことのある言葉になったように思います。 しかし美味しいコーヒーがスペシャルティコーヒー!と…

Donate CoffeeのV60レシピ

僕がハンドドリップする際にV60をよく使います。 僕のコーヒー豆を買っていただいた方にも参考になるかもしれないと考え Storesで販売している豆のページに簡単にレシピも記載しています。 より詳しい注ぎ方などを解説したいと思います。 donatecoffee.store…

私的、カスタムウォーター検証メモ。

お家でカスタムウォーターの実験をちまちまやっており、自分の振り返りようです。細かいところ見ないでください。 水についてはこれを読むと勉強になるかもしれません。 コーヒーのカスタムウォーターについて - Donate Coffee Blog カスタムウォーターを作…

Underdevelopmentってなんだ

焙煎の話です。 よく使う言葉Underdevelopmentというのはいったなんでしょう? 自分の勉強のため少し掘ってみます。 ・Underdevelopmentの意味 WCRCのレギュレーションにはこう書かれてます。 Underdevelopment: Underdevelopment relates to insufficient d…

酸質と強度から導けるかもしれないフルーティフレーバー

果実の科学という本があります。 良書です。 その64ページにはそれぞれの果実に含まれる有機酸について書かれているページがあります。 [伊藤三郎編『果実の科学』(朝倉書店、1991、p64)] それを私のの感覚と合わせてこんな感じに図にまとめました。 (※一…

カスタムウォーター計算メモ

カスタムウォーターについては前の記事も役にたつかもしれません。 コーヒーのカスタムウォーターについて - Donate Coffee Blog 今回はもっと詳細なかんじです。 炭酸カルシウム 水に含まれるカルシウム、マグネシウム量は炭酸カルシウム換算され硬度計算さ…

WCRCとWCRから見る焙煎のOverとかUnderとか

こんにちは。 今回はUnder DevelopmentやOver DevelopmentについてWorld Coffee Roasting Championship(以下WCRC)のRules & Regulationから紐解いて行きます。 ・Under Development Underdevelopment: Underdevelopment relates to insufficient development…

カッピングを深めよう!風味特性(Flavor Attribute)について②時間区分編

さて先日はCupping Protocolの各項目Flavor AttributeをSensoryという枠組みで考えてみました。Aroma, Acidity, BodyはSensoryによって明確に分けられているのではないかという内容です。 donatecoffee.hatenablog.com しかしFlavorとAftertasteはSensoryと…

カッピングを深めよう!風味特性(Flavor Attribute)について①sensory編

お久しぶりです。 カッピングの各項目、風味特性(Flavor Attribute)の個々がどのように組み合わさっているのかを僕なりの見解をまとめさせていただきます。 またカッピングプロトコルの説明も出てきますので、プロトコルを読んでない方は下のリンクのも読ん…

焙煎と水分量の関係

やっと水分量について書くことができます。水分量、含水率、含水量とかごちゃごちゃになってますが気にしないでください。 めちゃくちゃ長くなってしまいましたがお役に立てれば幸いです。 生豆の含水量と水分活性 The International Coffee Organization st…

メイラード反応で行う焙煎コントロール

こんにちはら暑い日が続いております。 Daily Coffee Newsにメイラード反応に関する「The Relationship Between Water Activity and the Maillard Reaction in Roasting」という良い記事がありましたので紹介いたします。 焙煎度合とメイラード反応 The Mail…

酸の種類からコーヒーのフレーバーを見分ける

追記した記事をNoteに作成しました。 是非ご覧ください。 はてなブログの方は引用元はありますがエビデンスとして怪しいところも多々ありますので、是非noteの方を参照していただけましたら幸いです。 コーヒーの酸味を考える①【酸の種別と特徴】|Donate Co…

焙煎のRoR(温度上昇率)とベイクドについて

RoRについての知識が欠けているとともったので勉強がてら書きたいと思います。Perfect Daily Grindの「Coffee Roasting Essentials: A Guide to Rate of Rise (RoR)」という記事を紹介いたします。 まずRoRとは一定時間当たりの温度上昇のことですね。それを…

コーヒーのカスタムウォーターについて

こんにちはしばらく更新さぼってました。おいしいコーヒー飲んでますか?? 僕は暇なときにJBrCの動画を見ながらコーヒー飲んでます。昨今のJBrCの動画を見ると抽出用水・カスタムウォーターがよく見られますよね。他の動画でもカスタムウォーターでコーヒー…

Japan Coffee ExchangeでのQグレーダーコースが熱い。

peraichi.com Japan Coffee Exchange アジア全域、アメリカ、ヨーロッパにてQグレーダーインストラクターとして活躍する他、SCA(SCAAとSCAEの合併組織) Coffee Skills Program全講座におけるインストラクター資格を持つ日本人唯一のxAST(Authorized SCA Tra…

”Qグレーダー”とは?”CQI”とは?

Qグレーダーについて詳しく書いてみようと思ったのですが、その前にCQIから説明します! Qグレーダー合宿の思い出-JCEは7月のQグレーダーコース受講者募集中です。ICPに認定された日本最先端。友達紹介もありますよ。https://peraichi.com/landing_pages/vie…