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チャージ温度をコントロールする

いきなりアクセス数が増えて驚きを隠せません。新しくご覧になる方へ、誤訳・意訳だらけだとおもいます。できるだけ元の文章の内容を正確に伝えられるよう善処いたします。ここはどうなの?おかしくない?などありましたら、コメントください。

では今日はチャージ温度についての記事を紹介いたします。暖気運転をした後の投入する瞬間の温度です。投入温度や暖気温度など呼び方が様々あると思います。

毎度おなじみのPerfect Daily Grindの「Coffee Roasting Guide: How to Control Charge Temperature」の記事です。

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  • チャージ温度を間違えるとどうなってしまうか

Carlos tells me that too low a charge temperature will prevent proper flavour development. This is because it will take too long to generate the energy needed for the roast. Stretching the roast out too long can lead to flat or even baked coffee. The only exception is if you’re trying to control or reduce a coffee’s acidity: in this case, a lower charge temperature will help.

Too high a charge temperature, on the other hand, can burn the bean from the outside (something called scorching). This will create dryness and astringency in the cup.

But what charge temperature is best? Let’s take an in-depth look at this complex issue.

カルロスはチャージ温度が低すぎる場合フレーバーディベロップメントが妨げられると述べています。それはローストに必要なエネルギーを生み出すのにかかる時間が長すぎるためです。ローストの時間を延ばすとフラットコーヒーやベイクドコーヒーにつながってしまいます。唯一の例外は、あなたがコーヒーのアシディティ減らそうとコントロールしようとしている場合で、低いチャージ温度はそれを助けてくれます。

一方、高すぎるチャージ温度は豆の外側を焦がしてしまいます。(スコーチングと呼ばれます)それはドライ感や渋みを作り出してしまいます。

https://www.perfectdailygrind.com/2017/09/coffee-roasting-guide-control-charge-temperature/

 チャージ温度はRoRに大きな影響をもたらすことは前回書かせていただきました。そこでもあったとおりチャージ温度が低すぎる場合はベイクドコーヒーになってしまう原因になります。

またここではチャージ温度が低いとアシディティの量が減ってゆくと書かれています。これは同じ焙煎度合い(色の濃さ)を目指した際にチャージ温度が低い焙煎のほうが、長い焙煎時間を要するからと考えられます。焙煎初期の時間帯からショ糖は熱分解され有機酸が生み出されます。焙煎時間が長いと生まれた有機酸は熱分解され減っていしまいます。

 こちらもどうぞ:焙煎のRoR(温度上昇率)とベイクドについて - Donate Coffee Blog

  •  チャージ温度をどう変えるべきか

Density – which can be affected by altitude and variety – is also important. With denser beans, Luisa explains that she wants a slower development. For this reason, she’ll roast a smaller amount of beans; this will help the heat to transfer quicker. The beans will also benefit from a higher charge temperature and shorter roast time.

As for processing, Luisa would use a charge temperature of around 365ºF/185ºC for a washed coffee. However, with a natural process, she explains that she’d opt for a lower temperature to avoid the beans burning. A natural coffee’s concentrated sugars could burn and create an ashy flavour.

密度―標高や品種によって影響される―も重要です。ルイサは密度が高い豆はゆっくりディベロップすると説明しています。そのため彼女は少量で焙煎します。これにより熱の移動が素早くなります。その豆は高いチャージ温度と短い焙煎時間の恩恵を受けます。

ルイサはウォッシュトコーヒーのチャージ温度は185℃にしています。しかしナチュラルコーヒーの場合、豆が焦げることを避けるために低いチャージ温度を使用しています。ナチュラルコーヒーの濃縮された糖は燃えやすくAshy Flavorを作り出します。

https://www.perfectdailygrind.com/2017/09/coffee-roasting-guide-control-charge-temperature/

密度が高い豆はカロリーが入りづらいため、普段通りのチャージ温度で焙煎をしてしまうとカロリーが入りません。そのため高めのチャージ温度で焙煎をしなければなりません。逆に軟質の豆は火が入りやすいですが、豆の表面と内部で温度差が生まれやすい傾向にあります。これを高いチャージ温度で焙煎してしまうと内部がディベロップメントされていないのに表面はディベロップメントされているという状態になってしまいグラッシーなコーヒーになってしまいます。そのため軟質な豆はチャージ温度を低くしなければなりません。

詳しく知りたい方は下のリンクを見てみてください。

 (上の文章のAshy Flavorとは何のことなのでしょうか?知っている方教えてくださいm(__)m)

(Asy Flavorとは豆の外部だけが焙煎進行してしまった時に感じるフレーバーのようです。炭っぽいフレーバーだと思われます。)

 こちらもどうぞ:ナチュラルとハニーの焙煎。対流熱を使おう - Donate Coffee Blog

 こちらもどうぞ:ハードビーンとソフトビーンの焙煎のしかた - Donate Coffee Blog

  • その他の変数に気をつけて

Carlos reminds me that it’s also important to know your beans’ moisture content. The more moisture there is, the longer the coffee needs for drying. This means using a lower charge temp. However, you also need to be careful that the coffee doesn’t bake. When the moisture content is too high, getting the right drying time becomes a difficult balancing act.

カルロスは豆の水分含有量も重要だと伝えています。高い水分量は水抜きの時間を長くとる必要があります。それは低いチャージ温度を意味しています。しかしベイクドコーヒーになってしまうことに気をつけねばなりません。高い水分含有量の時に、適切な水抜きの時間をとりバランスを取ることは困難です。

https://www.perfectdailygrind.com/2017/09/coffee-roasting-guide-control-charge-temperature/

水分量についても考察が必要みたいです。水分量についてはまだまだ勉強不足です。また弁用したら皆さんにお伝えしたいと思います。もうしばらくお待ちください。探しますm(__)m

一応水分についてかきました。

 こちらもどうぞ:焙煎と水分量と - Donate Coffee Blog

  •  引用元

www.perfectdailygrind.com